ピアラ/電話対応を自動化/ロボットが通販業務を代行

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DMPやMAと連携し最適なシナリオを設計

DMPやMAと連携し最適なシナリオを設計

 ピアラは2月15日、通販会社向けにロボット技術を活用したコールセンターの自動化サービスの提供を開始した。顧客からの電話応対だけでなく、アウトバウンドコールにも対応する。これまでオペレーターが担っていたコミュニケーション業務の一部をロボットで代用することで、人材不足や対応品質の課題を解決する。
 同社の徳島支社に構えているコールセンターや、全国にある提携アウトバウンドセンターにてロボットコールを提供している。ロボットが対応するため時間帯に関係なく、一度に複数の顧客対応が可能になる。顧客対応の品質を安定化する効果も期待できる。
 コールセンターで行っているインバウンドの顧客対応業務に加え、アウトバウンドによる商品購入後の顧客フォローや督促通知、顧客アンケートなどCRM業務にも対応する。
 ピアラではすべてを自動化するのではなく、オペレーターが対応する業務とロボットが対応する業務をすみ分けることで、効率化と成果の向上を実現できると考えている。顧客の状況や声を判別し、オペレーター対応に切り替えることもできる。
 同社が提供する美容健康領域に特化したDMP(データマネジメントプラットフォーム)や、マーケティングオートメーションツール「RESULT MASTER(リザルトマスター)」とロボットコールを連携し、商品特性やターゲットなどが類似する過去の事例をもとに、最適なコミュニケーションのシナリオを設計することも可能だという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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