グリムス 第3四半期/37.4%の増収に/省エネ設備販売が好調

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 太陽光発電の催事販売を行うグリムスは、18年4—12月(第3四半期)の売上高が、前年同期比37.4%増の90億500万円となった。営業利益は同40.5%増の11億3700万円だった。
 省エネ設備の販売を行う、エネルギーコストソリューション事業の売り上げが伸長したことが増収の要因だという。
 エネルギーコストソリューション事業の売上高は前年同期比15.1%増の35億7100万円だった。同事業では法人に対して、省エネ性能の高い商品に切り換えることにより、日常的に使用する消費電力を下げることを提案している。業務用のエアコンやコンプレッサー、冷凍機などの更新工事の受注が増えたという。
 スマートハウスプロジェクト事業の売上高は前年同期比0.7%減の26億3000万円だった。ただ、同事業の営業利益は、同42.2%増の2億3600万円となり、大幅な増益となった。「太陽光パネルと蓄電池のセット販売から、蓄電池の単体販売に切り替えたことが、増益につながった」(経営企画部・部長阿部嘉男氏)と話す。18年3月期中の蓄電池の販売台数は1000台だった。19年3月期は、1400台まで販売を伸ばすとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ