メッドコミュニケーションズ 〈新卒内定者の家庭訪問〉/新入社員の定着率向上目指す

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経営幹部社員が新卒内定者び家庭へ訪問を実施

経営幹部社員が新卒内定者び家庭へ訪問を実施

 リフォーム訪販を展開するメッドコミュニケーションズ(本社東京都、佐々木洋寧社長)は18年12月から、19年4月入社予定の新卒内定者の家庭訪問を実施している。同社の経営幹部社員が内定者の家庭を訪問して親と面談することで、会社と社員の家族との関係を親密にし、社員の離職防止につなげる狙いがあるとしている。
 メッドコミュニケーションズでは、新卒採用を開始した15年から、内定者の家庭訪問を実施している。親に同社の仕事内容や企業理念を理解してもらいつつ、内定者ひとりひとりに合った指導方法を親から聞き出すことが目的だという。
 入社前に、人事担当者が親との関係性を深めておくことにより、入社後に問題が起きた時などに、人事担当者が親に相談しやすくなる。親に、新入社員を応援してもらうような施策も行っているという。
 同社では、こうした施策が奏功して、低い水準の離職率を維持しているという。18年12月時点では、16年入社の離職者は0人、17年が2人、18年入社が0人となっている。新卒内定者も年々増加しており、人材採用や教育の強化をさらに進めていくとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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