シャンソン化粧品/人気ファッションショーとコラボ/国連採択の国際目標参画をPR

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TGCのシャンソン化粧品のブースでは来場者にメーキャップを施した

TGCのシャンソン化粧品のブースでは来場者にメーキャップを施した

 化粧品のサロン販売を展開するシャンソン化粧品(本社静岡県、川村卓史社長)は1月12日、人気ファッションショーのTOKYO GIRLS COLLECTION(TGC、東京ガールズコレクション)とコラボしたイベント「SDGs推進TGCしずおかby TOKYO GIRLS COLLECTION」を静岡市内で開催した。同イベントは、国連が採択した国際目標であるSDGs(※参照)を推進する目的で開催された。シャンソン化粧品は7000人の来場者に、SDGsに関する取り組みを積極的に行っていることをPRした。隣接する会場で同じ日に静岡市が開催したSDGs関連のイベントにも出展。1万人の来場者に対してSDGsの認知拡大を図った。
 同社は17年9月に、国連活動の広報・啓発を担う「国連の友AP」と、TGCを運営するWTOKYO(本社東京都)との3者でSDGs推進に向けた基本合意書を結んでいた。SDGsが掲げる「ジェンダーの平等」の理念に沿い「女性活躍のさらなる推進」「肌にやさしい化粧品の開発」といったことに取り組んできたという。18年5月には、同社の川村修会長が、ニューヨークの国連本部の壇上でSDGsに関する取り組みについてスピーチも行った。
 1月12日に行ったイベントの目的は、TGCと共催するイベントを通じてブランドの認知拡大を図ることにあった。シャンソン化粧品が行っている、SDGs推進の取り組みについてPRする狙いもあったという。イベント会場ではTGCのファッションショーを開催し、有名モデルがランウェイを歩いた。会場内にはシャンソン化粧品が、民間企業としては唯一ブースを出展。同社の販売員であるサロンスタッフが、10〜30代を中心に集まった、7000人の女性にメーキャップを施した。
 同社は同日、静岡市が隣接した会場で主催したイベント「SDGsコレクション」にもブースを出展した。同イベントについては、シャンソン化粧品が企画・運営の面で、全面的に協力したという。「SDGsコレクション」には、子供からお年寄りまで、幅広い層の人が約1万人来場した。
 同イベントでは、シャンソン化粧品のSDGsに関する取り組みを紹介した他、同社の健康飲料を試飲してもらったり、化粧品を試用してもらったりした。同社のサロンスタッフとして就業を希望する来場者の相談を受け付けたりもした。


 ※SDGs…持続可能な開発目標。15年に国連が、2030年を年限とする国際目標として採択した。「ジェンダー平等の実現」の他、「働きがいも経済成長も」や「誰もが使えるクリーンエネルギーを」などがある。

TGCのシャンソン化粧品のブースでは来場者にメーキャップを施した

TGCのシャンソン化粧品のブースでは来場者にメーキャップを施した

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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