サンユウ/月間販売数は100台/蓄電池売上比率50%に

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 太陽光発電の販売を行うサンユウ(本社東京都、山口滿社長)はこのほど、18年3月〜11月の蓄電池の販売数量が月間平均で100台前後になっていることを明らかにした。前年同期間の月間平均販売台数は50〜60台だったという。18年9月期の売上高は前期比55%増の37億6000万円となったとしている。
 蓄電池の営業に関しては、太陽光パネルのみを設置した既存顧客を中心に行っている。災害対策や非常用として提案している。蓄電池は4種類ほどをそろえており、顧客の住宅に適した提案ができるようにしているという。
 新規営業の際には、同社の強みであるオール電化やZEH(ゼッチ、※参照)などを切り口に、アプローチを行っているという。
 同社は、18年5月にLPガス、液化天然ガスの供給を行うミツウロコグループホールディングス(本社東京都、田島晃平社長)のグループ会社となっている。19年3月以降は、同グループの基盤を生かし、太陽光発電事業としての販売を強化していくとしている。具体的な施策は検討中だとしている。

※ZEH(ゼッチ、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは…(1)外皮の断熱性能等の向上(2)高効率な設備システムの導入(3)再生可能エネルギーの導入─などにより、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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