ニナファームジャポン/3月、薬局運営に参入/北海道に「ニナファーマシー」を開業

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 ニナファームジャポン(本社東京都、ベジット・イディアス会長)は19年3月1日、ドラッグストアの運営に参入する。同社の製品も陳列して販売する計画で、非会員との接点を広げることで潜在需要の掘り起こしを狙う。
 ドラッグストアの名称は「ニナファーマシー」。第1号店は北海道に開設する。店内にはセミナーなどを行うスペースの設置も検討する。
 まずは、北海道で運営ノウハウを構築し、将来的には全国展開も視野に入れる。

■登録販売者の資格取得を促進
 ニナファームジャポンはこのほど、コンプライアンス強化の一環として、会員に対して国家資格で、第2類、第3類の一般用医薬品を扱うことのできる「登録販売者」の資格取得を促す取り組みを始めた。
 受験勉強を通じて、体の機能や薬とサプリメントに関する正しい知識を得ることで、薬機法をはじめとする関連法規への意識を高めてコンプライアンスを強化することが狙い。すでに18年夏から、リーダーを中心に数十人の会員が資格取得のための学習を始めている。
 資格取得に当たって、本社が会員に対する支援を行うことはないという。会員が自主的に資格を取ることでコンプライアンスの意識が高まることを期待している。

■会員限定動画配信を開始
 ニナファームジャポンは19年1月7日、会員にのみ配信する動画サイト「ニナチャンネル」を始める。
 製品やイベントなどで使用した動画をコンテンツにして配信することで、情報の格差をなくすことが狙い。会員のスキルアップにもつなげたい考え。
 会員による動画の投稿も可能で、会員間のコミュニケーションツールとして生かしていく方針。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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