ポーラ／包括連携協定、北九州市と締結

　ポーラは１０月２０日、福岡県北九州市と包括連携協定を締結した。北九州市と連携して、ポーラのビューティーディレクターが、女性向けイベントや就職支援の場で活躍できるような体制を構築していくとしている。
　ポーラが地方自治体と包括連携協定を結ぶのは、秋田県に続いて２例目となる。
　北九州市は、ＯＥＣＤ（経済協力開発機構）から、アジア地域で初めて「ＳＤＧｓ（エスディージーズ、持続可能な開発目標）推進に向けた世界のモデル都市」として選定されている。ポーラが掲げる「ジェンダー平等を実現しよう」「働きがいも経済成長も」といった目標と親和性が高いことから、協定を締結するに至ったという。
　協定の締結によって、県が主催する女性活躍イベントにポーラのビューティーディレクター（ＢＤ）がブースを出展することも可能になる。就活イベントで、ＢＤがメークの講習を行う機会なども創出していくとしている。ポーラの販売形態を生かし、ＢＤが高齢者の見守り活動を行ったりもするという。
　北九州市には、ポーラの路面店が約４０カ所あり、５００人のＢＤが活動しているとしている。