高島屋 18年3—8月期/通販売上は16.6%増/カタログ・ネットとも拡大

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 高島屋の18年3—8月期(中間期)におけるクロスメディア事業部の売上高は、前期比16.6%増の109億3600万円(店販含む)だった。カタログ事業の再建が進み、EC事業は成長を継続している。
 カタログ事業では前期から全国紙に広告を出稿するなど販促を強化した。顧客の反応に応じて、DMの内容を変えるなど販促施策の精度を高め、売り上げ拡大につなげた。
 EC事業では中元や母の日、父の日などギフト需要に応えた品ぞろえ、サイト作りが成果につながっている。ギフト需要だけでなく化粧品など重点ジャンルの販促やCRMを強化し、顧客獲得を推進している 
 マーケティングオートメーションを導入し、キャンペーンを起点とした販促展開の自動化にも着手している。母の日ギフトを購入した人にお礼メールを送るだけでなく、父の日ギフトも薦めるなど販促の精度を高めている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ