かぶちゃん農園/自己破産を申請/負債は21億8600万円

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 破産したケフィア事業振興会のグループ会社で、市田柿の製造・販売を手掛けていた、かぶちゃん農園(本社長野県、鏑木武弥社長)は10月1日、東京地裁に自己破産を申請し、同日破産開始決定を受けた。東京商工リサーチによると負債総額は21億8600万円。ケフィア事業振興会および関連会社の破産は合計18社となった。
 かぶちゃん農園は市田柿の製造・販売を手掛けるほか食品類を取り扱い、一時は新聞広告を出稿して自社通販を展開していた。その後、ケフィアグループの方針で、かぶちゃん農園の商品はケフィア事業振興会が仕入れて消費者に販売する形を取っていた。
 9月3日のケフィア事業振興会破産後も、かぶちゃん農園は別会社であることを強調、営業を継続する意向を示していたとされる。しかし9月中旬、かぶちゃん農園は従業員の整理解雇に踏み切っていた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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