フェリシモ 18年3—8月期/売上高は4.9%減/定期便の顧客数が計画割れ

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 フェリシモが10月5日に発表した18年3—8月期(中間期)の連結業績によると、売上高は前年同期比4.9%減の135億9800万円となった。毎月商品を届ける定期便(コレクション)事業の、新規・復活顧客の獲得と継続顧客数が計画を下回り、定期便事業の売り上げ減少が影響した。当初の計画では売上高145億1500万円を計画していた。
 品目別の売上高は、「服飾・服飾雑貨」が同6.4%減の93億2200万円、「生活関連」が同1.7%減の36億7300万円、「その他」が同0.8%減の6億200万円となっている。
 定期便のプラットフォームに取引先事業者が出品・出稿できる「フェリシモパートナーズ」事業の売り上げが伸びた。前期から本格的に開始した、他社向けの物流およびEC支援事業の受託も売り上げが増加している。
 売上総利益は同4.5%減少したが、売上高が減少したため、売上総利益率は同0.8ポイント改善の54.1%だった。販管費は同1.1%減の70億8400万円、売上高販管費率は同2.0ポイント増加した。
 営業利益は同41.5%減の2億6900万円。円安に伴う為替差益5400万円の発生で、経常利益は同25.0%減の3億7400万円だった。四半期純利益も同25.0%減の3億7000万円となった。

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