コープデリ生活協同組合連合会／消費者担当大臣賞を受賞／子育て応援の取り組みが評価

　関東信越の７地域生協が加盟するコープデリ生活協同組合連合会（本部埼玉県、土屋敏夫理事長）は９月２５日、企業や団体などで構成するＮＰＯ法人キッズデザイン協議会（事務局東京都）から「第１２回キッズデザイン賞」の優秀賞である「消費者担当大臣賞」を受賞したと発表した。
　野菜の収穫、出荷、販売を体験できる産地見学イベントなど、食品の生産プロセスと消費の在り方を学ぶ良質なプログラムが評価されたという。地方生産者の子どもが都市で販売を体験するなど、多面的な生産者と消費者との関係づくりに取り組む姿勢も社会的提案性が高いとして受賞につながった。
　同事業連合では「食を中心としたコープデリの事業や、組合員・消費者参加の活動が子どもたちの未来を育み、また地域のネットワークを形成する一助として評価いただいたことは大変うれしい。これからもＳＤＧｓの実現に向け、子育て応援を始めとした多彩な活動を広げていきたい」とコメントしている。