売れるネット広告社/LINE活用のコスト大幅減/引上ツールがLINE@と連携

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 ネット広告の運用や単品リピート通販支援を行う売れるネット広告社(本社福岡県、加藤公一レオ社長、(電)092—834—5520)は9月10日、同社が提供する単品通販支援ツール「売れるネット広告つくーる」を、ビジネス向けのLINEアカウント「LINE@(ラインアット)」と連携させたと発表した。連携により、コストを大幅に抑えつつ、ユーザーと、LINEを使ったコミュニケーションが行えるようになったとしている。
 「売れるネット広告つくーる」はこれまで、LINEが展開する、もう一つの企業向けサービス「LINEビジネスコネクト」と連携していた。同連携により、「売れるネット広告つくーる」を利用している企業は、「LINEビジネスコネクト」を通じてユーザーにフォローメッセージを送ることができていた。ただ、月額コストが税別50万円と高額だったため、中小の通販企業が利用するにはハードルが高かったという。
 「LINE@」との連携は9月1日に開始。「LINE@」の月額コストは税別3万円であるため、「売れるネット広告つくーる」の利用企業は、コストを大幅に抑えつつ、LINE経由でメッセージを送ることができるようになったという。
 同社の加藤社長によると、同社のクライアントのこれまでの実績では、LINEによるコミュニケーション施策を導入している企業は、メールでフォローメッセージを送るだけの企業に比べて、商品購入・定期購入への「引き上げ率」が、平均で2.8倍高かったという。
 同社では、LINEを通じて顧客にメッセージを送信するサービスを、「フォローLINE」という名称で提供している。すべてのメッセージ配信先に同じ内容を送るのではなく、7日後、10日後、30日後に、それぞれ別のストーリーのメッセージを送ることで、引き上げ率を高めるサービスだという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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