夢展望/住商ブランドを買収/「ナラカミーチェ」のEC推進

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「ナラカミーチェ」事業のEC化率は約15%となっている

「ナラカミーチェ」事業のEC化率は約15%となっている

 RIZAPグループの夢展望は8月30日、女性向けシャツ&ブラウスのブランド「ナラカミーチェ」などを展開する、住商ブランドマネジメントを子会社化すると発表した。夢展望が持つEC事業のノウハウを活用し、「ナラカミーチェ」のEC化率を早期に拡大。実店舗展開も積極化する方針だ。
 住商ブランドマネジメントは現在、「ナラカミーチェ」と、繊維商品ブランド「フェイラー」を販売している。
 夢展望の買収以前に「フェイラー」事業を別会社に譲渡。夢展望は「ナラカミーチェ」事業のみを展開する住商ブランドマネジメントの全株式を5億円で取得する。株式譲渡日は10月下旬の予定。
 「ナラカミーチェ」事業のEC化率は約15%だという。約3万人の会員データを保有しており、夢展望のノウハウを生かすことで早期にEC事業を拡大できるとみている。
 現在、約70店舗ある実店舗も活性化する。都内の日比谷シャンテなどにある「イタリアコレクション専門店モデル」を多店舗展開、収益拡大を図る。
 RIZAPグループのアパレル事業との相乗効果も生かしたい考えだ。異なるチャネルでの相互販売も展開したいという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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