ビューティガレージ/台湾の卸会社買収/東アジア展開の足掛かりに

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 美容サロン向け通販のビューティガレージは8月18日、台湾で美容サロン向け商材販売を行う台灣千冠莉(本社台湾新北市、錢妙玲代表)を子会社化すると発表した。同社は「アジアNo.1のIT美容商社」を目指し、17年12月にはシンガポールの美容商材卸企業も買収している。今回の買収を東アジア圏に展開する足掛かりにしたい考えだ。
 段階的に台灣千冠莉の株式を取得し、11月末までに完全子会社化する計画。取得価額は約1億7100万円になる見込み。
 台灣千冠莉は台湾で美容サロン向けに通販や実店舗を通して化粧品やスキンケア商品、美容機器、ベッドなどを販売している。ビューティガレージのビジネスモデルと似ているため、ノウハウを注入することで事業を拡大できると見込んでいる。
 具体的には日本製品のラインアップを拡充したり、ECサイトの利便性を向上したり、物流を改善したりする計画だ。台湾での事業展開により、中華圏での事業経験を積み、将来的には中国にも進出したいという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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