EC—PORT/健食・化粧品をアジアへ/現地最大規模の美容展示会に出展

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 日本製品を販売する、東南アジア向け越境ECサイト「Japan Premium(ジャパンプレミアム)」を運営するEC—PORT(イーシーポート、本社マレーシア・セランゴール州、鹿島功敬CEO)は10月5〜8日に開催される、東南アジア最大規模の美容・健康関連商材の展示会「Beauty EXPO(ビューティーエキスポ)2018」に出展する。同社がECで取り扱う、健康食品や化粧品を中心に出品し、現地のバイヤーに紹介する。出品する企業に、EC以外のBtoB取引のきっかけを提供するという。展示会に向けて、出品する商品を募集している。
 「ビューティーエキスポ」は、化粧品や美容機器、健康食品やバス用品などを扱う展示会。東南アジアだけでなく、中東からも、バイヤーが数多く来場するという。17年開催の同展示会の出展者数は370社、来場者数は約1万7500人だったという。
 今年10月の展示会でイーシーポートは、「ジャパンプレミアム」としての出展を行う。健食・化粧品を中心に同サイトの販売は拡大しており、17年12月度以降は、月商がコンスタントに1億円を超えるようになっているという。現地のバイヤーからの認知度も高いという。
 同社は「ビューティーエキスポ2017」にも出展しており、今回が2回目の出展となる。前回出展では、化粧品や美容機器など5品目について、現地企業への商品卸契約が成立したという。
 同社では、海外に商品を卸したい日本企業の出品を受け付けている。同社の展示ブースでは、出品企業1社につきテーブルを一つ用意する。過去にイーシーポートと取引のある企業の展示費用は税別10万円。取引がない企業は同35万円がかかる。18年の開催ではすでに、化粧品メーカー4社の出品が決まっているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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