シュガーレディ本社/18年3月期は前期比2.7%減/無料試食会は2.3%増に

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 シュガーレディ本社(本社東京都、佐藤健社長)の18年3月期における売上高は前期比2.7%減の156億6200万円だった。定期品「ミート」の販売に力を注いだが、販売員や顧客の高齢化に伴い、消費量が減少したことで全体の業績に響いた。
 セグメント別の売上高は、主力の「冷凍食品」が同4.0%減、年間契約のドリンク系を含む「健康食品」は同5.0%減、定期品の「ミート」が同1.3%減、「常温・冷蔵」が同1.0%増、「化粧品」が同9.0%増だった。「化粧品」は、新商品のサプリやスカルプシリーズの販売が好調で、売り上げをけん引した。
 新規顧客の開拓を目的とした無料試食会「シュガーパーティー」の開催費用を本社が一部負担する制度を導入。しかし、開催回数は前期比で2.3%増えたものの、参加人数が減少したため、新規獲得は計画通りにいかなかった。開催したパーティーのうち、経費を負担するセミナーは全体の半数にのぼるという。
 次期は、健康をテーマにした商品やサービスを開発する「健康サポート推進部」を社内に設置。「パーソナル健康アドバイザー」をイメージした、顧客の好みに合わせたシュガーパーティーの開催を検討する。

(続きは、「日本流通産業新聞」6月14日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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