ゼンノアジャパン/Eコマース戦略/テレビショッピングとネット通販開始

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5月1日に発売した「ZEN生酵素」

5月1日に発売した「ZEN生酵素」

 ゼンノアジャパン(本社東京都、土門大幸社長)が5月28日、Eコマース戦略として、テレビショッピングを開始する。CS放送の「アジアドラマチックTV」内において、120秒間のインフォマーシャルを放送する。インフォマーシャルは、リニューアルした「ZEN生酵素」を米本社ゼンノアのジョン・ワズワースCEOと土門社長が紹介するという内容。ネットワークビジネスとは別の新たな販売チャネルで愛用者獲得を目指す。まずは5、6月の2カ月間で、計12回放送する予定だ。
 4月上旬には、誰でも利用できる通販サイト「Zen Foods Market(ゼン・フーズ・マーケット)」も立ち上げた。ゼンノアジャパンは、テレビショッピングや通販サイトで製品を購入した消費者に対して、会員登録の方法を伝えることによって、割引価格で製品を購入できる「愛用会員」の登録を促し、さらに愛用会員には、「アフィリエイト(ビジネス会員)」への登録につなげていく。会員は既存のアフィリエイトに紐付けする。
 テレビショッピングやネット通販で売り上げた利益については、一定のランク以上のアフィリエイトへ分配する考えだ。取り扱う製品は、ゼンノア製品だけでなく、有機JAS認証のオーガニックアーモンドやカシューナッツ、生くるみもそろえており、「スーパーフードを提供していく」(土門社長)と構想を話している。
 土門社長は、Eコマース戦略を推進することによって「一般の顧客層を取り込むことができ、さらにアフィリエイトへ信頼や安心感をもたらすことができる」と導入のメリットを強調している。
 今後は、インフォマーシャルの30分枠への拡大や大手テレビショッピングへの出店にも取り組むという。
 5月1日に発売した、新たな「ZEN生酵素」は、日本山人参、紅参をはじめ、厳選された83種類の野草に、ノニを加え、特注のカメで発酵・熟成した濃縮・練タイプの健康食品。特許微生物FERM P—13515株使用。希望小売価格は、30包入りで1万4000円(税別)。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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