【第13回 浄水器・整水器・活水器 無店舗販売市場調査】 1位〜3位をエナジックが独占/水素をテーマにした製品が堅調

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 日本流通産業新聞社はこのほど、「第13回〈2018年度版〉浄水器・整水器・活水器 無店舗販売市場調査」を実施し、製品別の月間平均売り上げランキングをまとめた。水素水関連製品のメーカーでは、国内における販売台数が減少傾向にあるものの、海外販売は全般的に順調に推移している。ランキングの1〜3位にエナジックインターナショナル(本社沖縄県)が販売する製品が並んだ。1位の「レベラックSD501」は、海外売り上げを含めた月間平均売上高が16億円となった。エナジックの上位3製品の月間平均売上高の合計は約39億円だった。
 4位は日本トリムの「トリムイオンGRACE」で同5億円。ランキング30位内に日本トリムが販売する3製品がランクインし、3製品合計売上高は5億7500万円だった。
 5位はドレスイン(本社東京都)の「ミネラル還元水素水生成器」だった。国内での宣伝講習販売やネットワークビジネス(NB)への卸売りに加え、中国での販売が好調で平均月商は3億8000万円となった。
 消費者の健康志向の高まりに加え、より高い性能を求める消費者のニーズに応えるために、機能性の向上を図っている。
 前年の同時期に行った調査と比較可能な28製品で算出した実質伸び率は7.3%となった。国内は、一連の「水素バッシング」の報道により、販売は一時低迷したものの、国内の販売は回復基調にある。日本製品に対する信頼を追い風に、海外事業は全般的に成長が続いている。

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