シルバーライフ/中間期売上高は30億円超/FC店舗数が計595店に

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 高齢者向け配食サービスのシルバーライフの17年8月—18年1月期(中間期)における売上高は30億8000万円だった。17年10月に東証マザーズに上場したため前年同期比を公表していない。
 FC加盟店向け販売では、「まごころ弁当」と「配食のふれ愛」の2ブランドによる積極的な店舗展開を図った。「まごころ弁当」は前年同期末と比べ9店舗、「配食のふれ愛」は23店舗増加した。この結果、店舗数は32店舗増加して計595店舗になった。
 既存FC加盟店向けの売上高は、本社のスーパーバイザー(SV)による細かな営業指導策が奏功し、順調に伸びた。FC加盟店向け販売における売上高は23億500万円。
 高齢者施設向け食材販売サービス「まごころ食材サービス」は、17年から実施しているFAXによるDMの効果などから、順調に新規契約を獲得し、売上高は4億8495万円だった。
 製造面は、増加する製造量への対応を目的に、自社工場の設備増強を積極的に実施。真空冷却装置2台を導入したほか、製造工程の見直しで効率化を図った。
 物流面は、17年10月に赤岩物流センター(冷凍冷蔵倉庫兼物流センター・群馬県邑楽郡)を稼働させ、増加が見込まれる物流量に対応した。
 18年7月期における売上高は同17・9%増の61億8400万円、営業利益は同12%増の5億3200万円、経常利益は同9・4%増の5億9000万円を計画している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ