中堅NB各社/会員の付加価値高め継続に貢献/集客支援、優遇策など多岐に

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サンクスアイはウェブサイトに「メンバーズショップ」を掲載。会員限定の特典を提供する。

サンクスアイはウェブサイトに「メンバーズショップ」を掲載。会員限定の特典を提供する。

 中堅ネットワークビジネス(NB)企業が、飲食店やサロンなどを経営する個人事業主、ビジネス志向の会員に対して付加価値を高める施策を強化している。サンクスアイ(本社熊本県)は09年5月の創業当時から、店舗を経営する会員への支援策として、ホームページに店舗を掲載し、会員が来店すると割引が受けられる「メンバーズショップ」を開始。スリーピース(本社宮城県)は17年9月から、会員が来店すると初回無料でサービスを受けられる「フリーマーケット(FM)ショップ」を始めた。アッチェ(本社東京都)は3月1日から、企業向けの福利厚生を手掛けるベネフィット・ワン(本社東京都)と業務提携し、宿泊施設や飲食店などが割引価格で利用できる会員限定のサービスを始める。これまでは、製品や報酬プランに魅力を感じて会員を継続することが多かったが、こうした付加価値を与えることで、より継続的な活動につなげるのが大きな狙いだ。さまざまな施策を打ち出して、LTV(ライフタイムバリュー=顧客生涯価値)を高めようとしている。
(続きは、「日本流通産業新聞」2月22日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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