靴のヒラキの17年4―12月期/通販売上高1.5%減/チラシ強化も上期受注減響く

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 靴の通販を手掛けるヒラキの17年4―12月期(第3四半期、連結)における通販売上高は、前年同期比1.5%減の72億100万円だった。
 新規顧客の獲得に向けて、春夏・秋冬シーズンの始めにテレビCMを放送したほか、スーパー(マルエツなど)、携帯電話ショップなど全国1万7000店舗にダイジェスト版の無料カタログを設置した。さらに100円ショップのレジ袋にチラシ650万部を封入した。中間期から業績が回復傾向にあるものの、上半期の受注減を補うには至らなかった。
 営業利益は同18.0%増の10億2600万円だった。為替要因などにより利益率が改善した。
 通販事業は今期、ファミリー層の世代に応じた低価格で訴求力のある商品の開発を進めている。
 18年3月期の通販売上高は前期比6.0%増の100億円を計画している。そのうち、EC売り上げは同約5%増の55億円を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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