サンベール/化粧品の売上が倍増に美容セミナーで着々浸透

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「ビューティービューティー」の講師を務める上原昌恵さん

「ビューティービューティー」の講師を務める上原昌恵さん

 ムコ多糖のサプリメントを商材にネットワークビジネスを主宰するサンベール(本社東京都、濱松治社長)の化粧品売り上げが増加している。17年5月に、トップリーダーが会員に化粧品の使い方を伝える美容セミナーを開始してから、化粧品の月商が前年同月比で約2倍にもなっているという。
 同社が販売する化粧品「ムコレア」シリーズには、同社のサプリメントの配合成分である「ムコ多糖」を配合している。肌の水分を保持する作用を持つムコ多糖は、化粧品として使用すると、素肌の保水力をケアする効果を発揮、肌質の改善につながるという。
 1月25日に、サンベールの本社で開催された美容セミナー「ビューティービューティー」では、同社のトップリーダーの上原昌恵さんが、傘下の会員や他のグループの会員20人にムコレアシリーズの使い方を披露した。セミナーでは、ムコレアシリーズの愛用者会員をモデルに起用。クレンジングと洗顔フォームで顔を洗ってもらったり、BBクリームとモイスチャージェルで洗顔後のケアしてもらったりした。
 「ビューティービューティー」は、各地で週に1回のペースで開催している。セミナーは商品を売る場ではなく、あくまで使い方を伝える場というコンセプトだという。
 「正しい使用方法を伝えるようにしたところ、傘下の愛用者からは『小顔になった』といった声が聞こえてくるようになった。セミナーを開催することが、傘下の会員の販売拡大や、会社全体の商品の流通増加につながればいいと期待している」(上原さん)と話している。
 「ビューティービューティー」は複数のグループが共同で開催することが多いため、会員同士のコミュニケーションを深める場にもなっているという。

サンベールの

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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