日本エコでんき/17年8月期は22.5%増に/創業来、5期連続で増収

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 首都圏で太陽光発電・オール電化を販売する日本エコでんき(本社埼玉県、立川仁社長)の17年8月期における売上高は、蓄電池とのセット販売が好調で、前期比22.5%増の25億2300万円だった。12年に事業開始してから5期連続で増収を達成した。
 17年4月に約50人が入社し、契約件数を伸ばせるようになったことで売り上げに寄与した。
 また、蓄電池と太陽光をセット販売することで購入単価が約100万円上昇。契約件数に大きな変化はないが、購入単価が上がったことで全体の売り上げを押し上げた。蓄電池とのセット販売は、全体の契約数の7割を超えた。
 また、シャープや三菱電機の家電を8月から販売。家電量販店に並ばないような住宅設備家電を中心に取り扱うことで差別化を図っている。
 17年4月からは、既存顧客のアフターフォローを目的とした定期訪問活動を開始。既存顧客から新規客を紹介されるなど、徐々に成果につなげている。
 18年4月には約30人の新卒社員の入社を予定。18年8月期の売上高は2桁増収を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ