ミスミグループ本社/中間売上高25%増/通期業績を上方修正

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 ミスミグループ本社の17年4―9月期(中間期)の連結売上高は、前年同期比25.2%増の1524億6500万円だった。各事業で増収となり、特に自動車向けのFA(ファクトリーオートメーション)事業と、生産設備関連備品や消耗品を販売するVONA事業が堅調だった。海外事業の売り上げも伸長した。
 営業利益は同42.2%増の189億200万円、経常利益が同42.0%増の186億2700万円、純利益は同56.2%増の130億4000万円。
 セグメント別の売上高は、FA事業が同29.3%増の517億3100万円だった。自動車やエレクトロニクス関連業界などの需要を積極的に取り込み、国内、中国、アジアで販売が拡大した。
 VONA事業は同27.1%増の620億4100万円。品ぞろえの拡大による新規顧客の獲得を進めており、今年9月末時点の取扱品目数は2170万点となった。
 中間期の業績推移を受け、通期業績予想を上方修正した。
 18年3月期の連結売上高は期初予想を240億円上回る3140億円(前期比21.2%増)、営業利益が46億5000万円上回る363億5000万円(同34.0%増)、経常利益が46億5000万円上回る357億5000万円(同35.1%増)、純利益が33億円上回る249億円(同35.4%増)を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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