スタートトゥデイ/ヴァシリーを買収/AI技術の強化が狙い

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ヴァシリーは今年3月に画像認識技術を使った検索サービスを開始

ヴァシリーは今年3月に画像認識技術を使った検索サービスを開始

 スタートトゥデイは10月19日、ファションメディア「IQON(アイコン)」を運営するVASILY(ヴァシリー、本社東京都、金山裕樹社長)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。ヴァシリーが持つ人工知能(AI)技術を自社のサービスに生かしたい考えだ。
 買収金額は非公開。最終調整を詰めて10月中に子会社化を完了する予定だという。買収後もヴァシリーは「アイコン」などのサービスを継続する。
 「スタートトゥデイからM&Aの打診があった。以前から(社長の)前澤さんとは交流を持っていたが、今回、プライベートブランド(PB=自主企画)事業の話を聞き、スタートトゥデイがファッション分野では世界一強力なデータを持つ会社になるというのが見えた。当社が最終的にやりたいと思っていたサービスが、スタートトゥデイと組めばすぐに実現できる」(ヴァシリー・金山社長)と話す。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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