厚生労働省 食品衛生法改正懇談会/健康食品の規制強化か/安全性の対策求める声続々

食品衛生法改正懇談会の第3回会合のようす

 健康食品の製造・販売について規制が強化される可能性が出てきた。10月4日に厚生労働省が開催した食品衛生法改正懇談会の第3回会合では、出席した11人の委員の内、座長を含む4人が、健康食品による健康被害を防ぐため規制を強化すべきだ、という趣旨の発言を行った。18年の国会に提出される予定の、食品衛生法の改正案に、健康食品の安全性確保に関する何らかの規制が、盛り込まれる可能性が出てきた。
 食品衛生法改正懇談会では、食品衛生法の改正案に盛り込むべき要素について検討するため、委員から意見を求めている。第1回、第2回の会合では主に、すでに厚生労働省の分科会で議論が進んでいる、食品衛生管理に関する国際基準(HACCP、ハサップ)や、食品容器具及び容器包装の規制について意見交換を行った。前2回の会合では、健康食品の健康被害に関する意見も、委員から多数でており、第3回会合での議論の進展に注目が集まっていた。
 10月4日開催の第3回会合では、複数の委員から、健康食品の製造や販売に関する規制を強化すべきだという意見が噴出した。食品関連の消費者団体の代表を務める森田満樹委員は、「行政指導後の事業者の対応を把握し、場合によっては販売を禁止する法律の適用も考えるべきだ」「食品安全委員会のリスク評価がなくとも、暫定的に流通を禁止する措置があってもいいのではないか」と発言した。

(続きは、「日本流通産業新聞」10月5日号で)

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