ナリス化粧品/主力製品をリニューアル/販売員によるカウンセリングを強化

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「マジェスタ」の説明すをする土屋諭営業企画室部長

「マジェスタ」の説明すをする土屋諭営業企画室部長

 ナリス化粧品(本社大阪府、村岡弘義社長)は8月21日、同社の主力スキンケアシリーズ「MAJESTA(マジェスタ)」をリニューアルする。販売員が、マジェスタシリーズ専門のカウンセリングシートを用いて、顧客の肌分析を行える仕様になっており、より顧客の肌に合った商品を提案できるようになるという。
 リニューアル発売するのは、洗顔料や乳液など10種類。リニューアルにあたっては、「覚醒細胞の増殖」をテーマに商品開発を行った。スキンケア化粧品の効果が出なくなる原因の一つに、肌が眠っている状態になる「無限スリープ状態」があることを同社では突き止めたのだという。
 眠っている肌を覚醒させ、増やす「覚醒細胞の増殖」の働きをするユリ由来酵母エキスを、全商品に配合したとしている。
 6月28日に開催された「マジェスタ」の新商品発表会で営業企画室の土屋諭部長は、「訪問販売というアナログな流通だからこそ、商品の良さをお客さまに伝えるという部分が、流通の技術が進む中で逆に必要になってきている」として、カウンセリング化粧品の「マジェスタ」シリーズの販売を強化することを語った。販売目標としては、18年7月までの1年間で、販売数をリニューアル前比で10%増にすることを目指すという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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