ジュピターショップチャンネル17年3月期/純利益は186億円に/20周年企画で11%の増収

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 テレビショッピング最大手のジュピターショップチャンネル(本社東京都、田中惠次社長)の17年3月期決算は、当期純利益が前期比13.3%増となる186億4200万円だった。創業20周年を迎えた特別企画の実施などで、売上高が前期比11.1%増加したことなどが寄与した。売上高は過去最高を更新する1549億2300万円で、前期より154億2900万円増加。創業以来20期連続して増収を達成した。

 創業20周年を迎えた前期は、8~10月の3カ月連続で、20周年を記念した特別番組を合計7回放送。プライベートジェットによる旅行や高級クルーザーなど、これまで扱ってこなかったような商品を紹介した。
 放送開始記念日となる11月1日には、1日の売上高が過去最高となる28億7000万円を達成。12月にはダイソンのコードレスクリーナー「フラフィDC74」が、1商品の1日の売上高12億8000万円を記録し、過去最高額を更新した。
 さらに、20周年の特別企画を案内するために、新聞広告やインフォマーシャルを使った顧客とのコンタクトポイントを拡充。既存顧客にはDMやメルマガを使ったCRM施策を実施するなど、継続購入につなげる工夫を行った。

(続きは、「日本流通産業新聞」7月6日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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