ニュースキンジャパン/小売電力事業に参入へ/コンベンションで戦略を発表

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横浜アリーナでのコンベンションのようす

横浜アリーナでのコンベンションのようす

 ニュースキンジャパン(本社東京都、小林和則社長)は4月28日、29日の2日間、横浜アリーナでコンベンションを開催、SNSをビジネスのプラットフォームとして活用していくことや、小売電力事業に参入する計画を明らかにした。コンベンションには、全国から約8000人のブランドパートナーが参加した。
 「genLOC STARコンベンション2017」の初日、親会社ニュースキンエンタープライズのライアン・ナピアスキー社長がスピーチ。「ニュースキン3.0」というステージにおける目標達成に向けた戦略を話した。「世界で最も多くのコミッションをセールスリーダーに支払う会社になること」を掲げて、そのための三つの戦略を示した。
 その戦略は(1)オポチュニティーを戦略的にリニューアルする(2)最高のビジネスプログラム、インセンティブを提供する(3)SNSをビジネスのプラットフォームにするーーーというもので、「ソーシャルセリングの分野で存在感を示していきたい」と意気込んだ。
 また今年10月に米国・ソルトレークシティーでグローバルコンベンションを開催することを明らかにした。
 ニュースキンジャパンの小林社長は日本の取り組みについて発表。電力小売事業者とパートナーシップを結び、サービスを消費者に紹介するとボーナスが発生するプログラムを導入するとした。また、横浜にエクスペリエンスセンターを開設することや、AIによる対応サービスの導入についても発表した。
 また初日はゲストスピーカーとして大前研一氏が登壇、「今後残り続けるビジネスとは」というテーマで講演した。
 2日目は日本の製品戦略について言及。同社の主力製品である栄養補助食品の「ライフパック」をリニューアル、タブレット版を7月下旬にも投入する。また期待の大型製品となる美容器「ルミスパ」について、リーダーのみ年内に購入できる計画で進めていると明らかにした。

(続きは、「日本流通産業新聞」5月18日号で)

スピーチするニュースキンエンタープライズのライアン・エピアスキー社長(写真左)

スピーチするニュースキンエンタープライズのライアン・エピアスキー社長(写真左)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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