丸八HD17年4月期/訪販売上は10%減に/組織再編さらに進める

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 丸八ホールディングスの17年4月期は、訪販とホテル向け販売などを合わせた寝具・リビング用品部門の売上高が、前期比9.7%減の192億5369万円となった。同部門の営業利益は同37.6%減の11億4600万円だった。訪販事業では、営業マン一人当たりの売上高が減少したことが影響し、減収減益となった。
 同社では、今期末の訪販人員数の見通しを当初、前期末比38人増の679人としていたが、16年11月時点でこれを77人増の718人に上方修正していた。従来エリアごとに行っていた採用を営業所単位の採用に改め、権限を現場に移譲したことが人員増につながったという。ただ、同社の訪販事業は、採用が順調に進んだ一方で、40~50代のベテラン営業マンの退職が増加。一人当たりの売上高が減少し、減収減益となった。

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