ヤクルト本社/YL乳製品訪販は4期ぶり増収/連結最終損益は4期連続過去最高

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 ヤクルト本社は5月12日、17年3月期連結業績を発表、テレビCMを中心とした広告宣伝で販売現場が活性化し、国内乳製品の販売では、主力の「ヤクルト400」を10円値上げした効果が表れたことで、乳製品と化粧品の合計売上高は前期比5.2%増だった。連結業績における最終利益(当期純利益)は、海外事業が好調で、4期連続で過去最高を更新した。
 ヤクルトレディ(YL)による乳製品の訪販は、YL数が通期で942人減少したものの、研修強化の成果が表われ始め販売本数が0.2%増加した。訪販専用商品「ヤクルト400類」の売り上げ数量は前期比3.5%増。16年4月に「ヤクルト400」を値上げして、YLの報酬を増やしたことで売り上げ本数を伸ばした。YLによる訪販の増収は4期ぶり。

(続きは、「日本流通産業新聞」5月18日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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