消費者庁/健食のウェブ表示を調査/389商品に違反のおそれ

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 消費者庁は4月28日、ウェブサイトの健康食品の表示について行った調査結果を発表した。16年4月~17年3月にかけて、健康増進法(健増法)に違反するおそれがある文章がサイトに書かれた389商品を発見し、事業者とモール運営会社に改善を要請したという。
 消費者庁の調査では、「がん」や「ダイエット」などのキーワードで検索し、抽出されたサイトを目視で確認した。調査が行われた16年4月~17年3月の間に、336事業者・389商品について、健増法違反の疑いのある表示がみられたという。具体的には、「女性ホルモンを活性化させるサプリメント」や、「免疫力を向上させる飲料」などが例示されている。
 調査は不定期に行われており、1年間かけた調査は15年にも行われている。15年4月~16年3月の調査で健増法違反が疑われたのは、400事業者・501商品だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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