ほぼ日/3月ジャスダック上場/サービスや人材確保を強化

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 手帳などのネット通販を行うほぼ日(本社東京都、糸井重里社長)は2月13日、東証ジャスダックへの新規上場が承認されたと発表した。上場予定日は3月16日。調達資金は5億円程度を見込んでおり、新サービスの立ち上げや人材確保などに充てる。
 ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を98年に開設した。エッセー、インタビュー記事などのコンテンツを毎日掲載。サイト内で自社オリジナルの文具や雑貨などを販売している。ユーザーから寄せられる反応や要望を商品作りに役立てているという。
 16年8月期の売上高は37億6700万円。売り上げの約7割を占める主力商品の「ほぼ日手帳」は、中国など海外への販売を増やし、61万部を販売している。
 今後は新規販路の開拓や、ウェブサイトの外国語版コンテンツなどを強化し、ユーザーの拡大に取り組んでいきたいとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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