RIZAPグループ/ジーンズメイトを買収/PB商品やEC強化で再建へ

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 フィットネスジムの運営や健康・美容商品の通販事業を展開するRIZAPグループは1月16日、カジュアル衣料店チェーンのジーンズメイトを子会社化すると発表した。株式公開買い付け(TOB)と第三者割当増資の受け入れにより、ジーンズメイトの過半数の株式を取得し、子会社化する。買収後はプライベートブランド(PB=自主企画)商品を強化したり、ECも活用した販売チャンネル戦略を見直すなどして事業再建を図る。
 TOBなどによりジーンズメイトが発行する全株式の63・99%を取得する。取得額は最大約24億円になる見通し。ジーンズメイトは17年2月期に3億5000万円の営業赤字を見込んでおり、事業再建に取り組んでいた。RIZAPグループは今回の買収でアパレル分野をさらに強化する。
 これまでにマタニティーウエア通販のエンジェリーベや女性向けファションECの夢展望、婦人服や服飾雑貨の製造販売を行う三鈴などを買収してきた。

(続きは、「日本流通産業新聞」1月19日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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