アイシップ/一泊二日の体験型ツアー実施/東洋発酵の工場見学など

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 健康食品や化粧品を商材にネットワークビジネス(NB)を展開するアイシップ(本社東京都、木村彰彦会長兼社長)は、10~11月にかけて、一泊二日の体験型ツアー「ヘルスツーリズム」を実施した。参加者は、メーカーである東洋発酵(本社愛知県)の工場見学を行うなど、商品・ビジネスに対する理解を深め、盛況だったという。
 「ヘルスツーリズム 東洋発酵見学&あいち健康プラザ体験ツアー」は10月31日~11月1日、11月10~11日、11月18~19日の計3回実施した。各回とも定員いっぱいの参加者を集めた。
 初日は愛知県・大府駅に集合し、東洋発酵の本社・中央研究所を見学。夕食パーティーでは、東洋発酵グループの焼肉レストランでA5ランク和牛を堪能。二日目は愛知健康の森のあいち健康プラザで健康度評価体験を実施。研修後、「JAあぐりタウンげんきの郷 産直市場」でのショッピングを経て、解散というカリキュラムだった。
 本社・中央研究所は本社機能、研究機能、製造機能を兼ね備えている。参加者は、アイシップの商品が、衛生的な環境の中で、適切な品質管理の下、製造されていることを確認。商品・ビジネスへの確信を深めたようだった。素材開発・製品開発の各担当者と、参加者との座談会も実施。率直な意見を交換した。併せて、試作中の新製品の体験も行った。
 夕食パーティーでは、A5牛や地産地消食材の豪華なディナーの他に、アイシップの健康食品に配合されている独自素材「グランベニール」入りのアイスクリームなども振る舞われた。
 翌日は、あいち健康プラザで健康度評価体験を行った。同企画は、普段の定期健診では行えないアンチエイジングに関する検査などを行うもの。その場で結果をフィードバックするため、生活習慣の見直しにまでつなげることができる。
 参加者は、健康度・加齢度の診断を初体験し、盛り上がった。骨密度や筋肉量の測定のほかに、落下する物体をつかまえる反射神経でエイジング度を診断するプログラムなどがあり、一同は楽しみながら真剣に取り組んでいた。
 研修後に一行が土産物のショッピングや食事を楽しんだ「JAあぐりタウンげんきの郷 産直市場」は、大府市にある、知多半島の農畜産物の直売所。JAあいち知多が運営しており、21世紀の「農」と「食」のシンボル的な場所となっている。
 ヘルスツーリズムは3回とも、大変な盛り上がりを見せたことから、同社では「12月のクリスマスパーティーに向けて、大きな弾みをつけることができた」と喜んでいた。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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