ベルシステム24/正社員登用を強化/人材確保で業務品質向上へ

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 コールセンター大手のベルシステム24(本社東京都)は今期から、オペレーターの正社員化を進めている。契約社員などを積極的に正社員登用して、業務品質の向上を図る。人材派遣業界などでは近年、人材確保の競争が激化しており、賃金も上昇傾向にある。コールセンター企業が長期雇用を促進する目立った動きはこれまでなかったが、大手の本格的な取り組みは業界他社にも広がる可能性がある。
 16年3月から新たな人事制度を導入し、契約社員の正社員化や地域限定社員制度の導入を進めており、第1弾として150人が正社員になった。今年9月にもさらに80人程度を追加する予定。今後も半期に50人程度のペースで正社員登用していく計画だ。
 正社員化と同時に、新たな拠点戦略や在宅オペレーションシステムの高機能化を進めるほか、託児所の開設も検討し人材確保につなげていく。


(続きは、「日本流通産業新聞」7月7日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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