eSPORTS16年12月期/売上高54億7300万円へ/「今期は利益確保進める」

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 スポーツ用品やアウトドア用品のECを展開しているeSPORTS(イースポーツ、本社岐阜県、富田義智社長)はこのほど、16年12月期の売上高が前期比21・3%増となる54億7300万円に達するとの見通しを明らかにした。15年12月期は前期比20%超の増収を達成したものの減益となったことから、「今期は利益確保も進めていく」(管理部)としている。
 同社の15年12月期の売上高は前期比23・6%増となる45億1300万円だった。「特定の新しい施策が奏功したということではなく、例年通りの取り組みを行い、連年通りの成長を達成した」(管理部)と話す。
 同社では、販売実績がある商品を、さらに売れるように改良するというスタンスでPB商品の開発を行っている。「販売実績があるものを改良して発売するので、当然販売は好調に推移する。このサイクルを回していくことにより毎年、前年比で20~23%の増収を達成できている」(富田社長)としている。
 一方、15年12月期は前期比で減益となった。「為替変動の影響を大きく受けた」(管理部)と言う。利益額などの詳細については「非公表」(管理部)とした。

(続くは「日本ネット経済新聞」4月21日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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