東京MX/中国向けネット通販開始/現地の自社番組でも販促

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中国向けEC事業立ち上げを発表した東京MXの河内功社長(写真右から2人目)ら

中国向けEC事業立ち上げを発表した東京MXの河内功社長(写真右から2人目)ら

東京都の地域テレビ局、東京メトロポリタンテレビジョン(東京MX、本社東京都、河内功社長)は11月19日、中国向けネット通販事業を開始すると発表した。現地のネット通販事業者や物流事業者と協力し、日本製商品を販売する。現地のテレビ番組や、ネットなどで販促を図る。16年に年間10億円の売り上げを目指す。
 11月22日に通販サイトを開設した。東京圏のイベント情報サイトを運営する事業者団体、グレータートーキョーフェスティバル委員会(事務局東京都、後藤亘実行委員長)と共同で運営する。
 中国での販売では現地の家電量販店グループ、蘇寧(スニン)集団と手を組む。通販サイト「蘇寧易購(スニンイゴウ)」内で専用ページ「日本館」を開設する。さらに、大手通販モールサイト「天猫(Tモール)」と「JD・COM」にも出店する。
 商品物流は現地物流事業者の艾購(アイゴウ)、金貝(カナカイ)の協力を得る。輸出手続きを両社に委託し、商品は中国浙江省・寧波市にある保税倉庫へ保管、顧客に配達していく。艾購は、現地サイトの運営や顧客対応も担当する。

続きは「日本流通産業新聞」11月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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