アマゾンジャパン/日用品を必要分配送/専用箱に詰めるサービス

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スピードワゴンが注文して届いたパントリーボックスを開けた瞬間

スピードワゴンが注文して届いたパントリーボックスを開けた瞬間

アマゾンジャパンは9月15日、「Amazonプライム」の会員向けに、食品や日用品を専用の箱に必要な分だけ詰めて一度に配送できるサービス「Amazonパントリー」を開始した。アマゾンの直販が対象。スーパーやドラッグストアで販売している日用品を中心に、海外のビールや菓子類など、専門店で取り扱っているような商品もラインアップに含んでいる。
 専用箱(パントリーボックス)のサイズは高さ28×奥行き28×幅52センチメートル、12キログラムまで対応する。1箱につき290円の取扱手数料がかかり、1~3日で配送する。
 カートに商品を入れると箱の空き状況がパーセント表示で分かる仕組み。カートに商品をいったん入れておき、箱の中がいっぱいになってから注文することができる。
 商品の価格帯はスーパーやドラッグストアと同等か、商品によっては安いものもある。日常的によく購入する商品は毎回商品ページを開かなくても購入できるよう、リストに入れておける。
 仕送りセット、残暑対策、キッチン回りの消耗品など用途ごとにアマゾンが薦める商品を詰め合わせた「テーマ別Box」も用意した。
 「テーマ別Box」の内容を見て、別の商品に替えたいものがあれば類似商品を表示して気に入った商品を選ぶこともできる。
 新サービスの導入について、「低単価商品ほど大容量でしか買えないことが多かった。『欲しいものを欲しい分だけ』が求められている」(消費財事業本部・前田宏本部長)と説明している。
 サービス発表会ではお笑いコンビのスピードワゴンが登場。実際に商品を注文するデモンストレーションや、さまざまな職業の女性と買い物の悩みについて話すパネルトークを行った。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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