【人気ネットショップの裏方事情】連載第76回 アフィリエイトの有効活用で成果を上げる

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加藤敏明氏

加藤敏明氏

北国からの贈り物では、楽天市場やヤフーショッピングといったモールへの出店に加え、自社サイトを運営している。自社サイトは、自前で手を打たないと集客が図れないため、放置してしまうケースも少なくないだろう。
 自社サイトを活性化させたいという読者は多いはずだ。ただ、マーケティングツールが多様化する中で、効率の良いツールを選ばないと結果的にコスト負担が増えるだけでメリットがない。中小企業のネットショップにとっては、いかに効率的に集客できるかが重要になってくる。
 当社では、約8年前から自社サイトを活性化する目的で、アフィリエイトサービスプロバイダー(ASP)のファンコミュニケーションズが提供する「エーハチネット(A8)」を使い、アフィリエイトに取り組んでいる。
 最初の3年間は、自前でアフィリエイトを実施してきたが思うように売り上げが伸びなかった。成果を上げるきっかけとなったのは、アフィリエイターとの密接なコミュニケーションだった。
 「A8」では、優良アフィリエイターを多く抱え、毎年、大きな売り上げを作るアフィリエイターが存在しているので、積極的に紹介してもらった。
 当社では、年末商戦に向けて毎年「カニ」の販売に注力している。その時期に合わせて、A8が開催する食品の販促に強いアフィリエイター向けのイベントに積極的に参加している。
 当社の場合、取り扱い商材が食品であることもあり、積極的にサンプルを有力アフィリエイターに配布している。実際に、年末の「カニ」の販売に強いアフィリエイターとの出会いも多い。

(続きは日本ネット経済新聞 11月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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