【中国「深圳」で見たイノベーション】最終回 巨大商業施設で見たコマースの近未来

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ショールーム型の店舗

ショールーム型の店舗

 前回は、アリババが手掛ける生鮮スーパーで見た「ネットとリアル」の独自の進化についてお伝えしました。最終回は深圳にできたばかりの巨大ショッピングセンター視察で見た、中国独自の進化やEコマースの近未来についてお伝えします。
訪問したのは深圳の新興住宅地にあるショッピングセンターで、日本の豊洲エリアにある「ららぽーと」と「イオンモール」を合わせたようなイメージになるかと思います。
 テナントとして無印良品、ニトリ、ユニクロなどの日本ブランドも入居していますが、驚いたのは日本の最新鋭のショッピングモールでも見たことがないような世界的に有名なブランドがいくつも出店していることです。
 現地に詳しい人に確認すると「今は日本に進出する前に、中国の上海や深圳に真っ先に出店するケースが増えている」とのことです。この現象を見ても深圳には世界の最先端が集まる動きが感じられました。

■進むショールーミング
(続きは、「日本ネット経済新聞」2月15日号で)

<執筆者 略歴>
株式会社いつも.グローバルEC事業部部長
  立川 哲夫(たつ  かわ・てつお)
 東証1部上場の経営コンサルティング会社にて、事業再生や新規事業戦略案件に携わった後、株式会社いつも.にて、大手・中堅企業のEC事業参入のコンサルティング支援を行う。最近は、米国や中国視察を行いながら、グローバルEC戦略立案と中国モール向け越境EC参入サポートを行っている。
 http://itsumo365.co.jp

自分で商品を加工できる店も多い

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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