【急変!米国EC市場〜「IRCE」公式パートナー速報〜】(下) アマゾンと異なる戦略で成功

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ユーチューブで顧客開拓する「MEMEBOX」

 世界最大のECイベント「IRCE」で紹介された、アマゾンと異なる戦略で成長している企業の事例をいくつか紹介します。
 一つ目は、「アマゾンが扱っていない商品をYouTube(ユーチューブ)で売る」ビジネスモデルです。17万品目のコスメ関連商品を扱うECサイト「MEMEBOX」の売上高は約160億円。前年比2倍に成長しています。
 この企業は取扱商品の中から独自にデータ分析を行い、売れる確率の高い商品をいち早くユーチューブで、女性がメークを行う動画を配信して顧客を開拓しています。400万回以上再生されている動画もあり、品ぞろえの差別化と同時に従来のSEOやリスティング広告とは異なる集客手法のヒントがあります。

■AIが商品を選ぶ

 次にご紹介するのは「ユーザーアンケートをベースにしてAIが商品を選んで届ける」モデルです。
 大人向けアパレルで300億円以上を売る「Stitch FIX」が運営しています。ユーザーは最初にアンケートで自分の好みを回答。そのアンケートに基づいて膨大なデータから人工知能(AI)が選んだ5着の商品が届きます。
 ユーザーは気に入ったアイテムだけを購入し、残りは返品します。もし、一つも気に入らなければすべて返品でき、送料も返送料も無料である点が特徴です。
(続きは、「日本ネット経済新聞」6月29日号で)


執筆者略歴:
いつも. コンサルティング 事業部 部長 高木修氏
 いつも.のEC支援部隊を統括する事業部長。部門を統括する傍ら大手企業のEC事業拡大のコンサルティングを中心に、EC多店舗で年商30億円突破の成功プログラムを多数開発。米国在住経験もあり、海外ECモデルの変遷にも精通し、最低年2回は米国視察を行い、米国の小売りおよびEコマースの最新動向も収集・整理して日本での活用を提案している。

AIが商品を選ぶ「STICHFIX」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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