【三越伊勢丹 デジタル事業部・定期宅配営業部 青木慎吾チーフディレクター】〈3年目迎えた食品EC「ISETAN DOOR」〉攻めの3年目、会員満足度向上へ

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 三越伊勢丹ホールディングス傘下の三越伊勢丹が手掛ける食品EC「ISETAN DOOR(イセタンドア)」は今年6月で事業開始から3年目に入った。2011年に開始した食品宅配「三越くらしのご用達便」や「エムアイデリ」を経て、同グループの三つ目の食品関連サービスとなる。オイシックス・ラ・大地との共同事業で、「伊勢丹新宿店」のデパ地下を前面に押し出した事業戦略で会員を順調に増やしている。デジタル事業部・定期宅配営業部の青木慎吾チーフディレクターに、これまでの取り組みや強みについて聞いた。

 ─イセタンドアが今年で3年目を迎えました。
 イセタンドアは「ひらくと、もっといい毎日」がコンセプトです。これまでのサービスと異なり、商品カタログはなく、オイシックス・ラ・大地との共同で展開するECとなります。伊勢丹がセレクトした商品が自宅まで届く定期宅配サービスとして、伊勢丹の食品フロアの人気商品や「Oisix(オイシックス)」の有機野菜、ミールキットが購入できます。
 新たに利用したいお客さまは、まず「お試しセット」を利用していただき、商品ページを閲覧できるような流れにしています。スマホからの受注が全体の8割を占めています。


■売上2倍増で推移

 ─業績や会員層の推移については。


(続きは、「日本ネット経済新聞」11月19日号で)

〈プロフィール〉
あおき・しんご氏
 2003年入社、15年間にわたり婦人服を担当、新宿店の自主編集ショップ「ReSTYLE」の責任者を経て半年間の育児休暇を取得。育休中、食の大切さに気づき、復職後は「生活により根差した形でお客さまをサポートしたい」と食とライフスタイルの宅配事業ISETANDOORに合流。1981年生まれ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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