【クーネルワーク 代表取締役 谷俊介 氏】「新潟直送計画」運営し新潟の魅力伝える/産直品に特化、「新潟」を発信

谷 俊介 氏

 新潟の名物や特産品など産地直送品をテーマにしたECサイト「新潟直送計画」を運営するクーネルワーク(本社新潟県、谷俊介社長)が、出店する契約農家数を増やしている。谷俊介社長は東京でウェブ関連企業に勤務した後、新潟県新潟市に移住。新潟の魅力を全国に伝えることを目的に11年12月に「新潟直送計画」を立ち上げた。ECモールとは一線を画した仕組みで出店者数を拡大している理由について谷俊介社長に聞いた。


 ーーー谷社長は東京出身です。新潟との関わりについて教えてください。

 私の祖父が新潟出身であり、妻も新潟出身です。東京のウェブ関連企業で働く中で、業界の浮き沈みを経験してきました。もっと腰を据えて仕事ができる環境を模索する中で、地域に根差したビジネスに関心が高くなり、縁のある新潟に移住することにしました。

 ーーー新潟の産直品に特化したECサイトを立ち上げた経緯については。

 新潟にある食べ物がおいしいということは多くの人から聞いていました。県としてさまざまなPRをしていると思いますが、新潟に来るまでコメと酒のイメージしか正直ありませんでした。実際に来てみると、知らないものだらけで、魅力的な食材がたくさんあると感じました。
 一方で、全国的にはほとんど知られていない食材がたくさんあることも分かりました。新潟県は地形的に関東と東北の間で、地産地消の文化や習慣が根付いている地域です。そのため、外への発信がこれまで積極的ではなかったところもあるようです。こうした課題を解決する手段として、ECサイトを通じて多くの人に新潟県の魅力を発信できるのではと考え、11年12月に「新潟直送計画」を立ち上げました。

 ーーー「新潟直送計画」はどのような仕組みですか。

 農家の多くは家業であるため、ECサイトを運営する時間もなければ、PCすらない世帯も少なくありません。仮にECモールなどに出店しても運営できず、商品を販売することができませんでした。実際に当社と契約している農家に聞くと、大手モールが出店営業に来るそうですが、運営するハードルが高い上に、月額費用の負担で断念してきたそうです。当社では、農家の負担を減らし、商品を発送するだけで販売ができる成果報酬型のECサイトの仕組みを考えました。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月23日・30日合併号で)


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