物流支援のスタークス(本社東京都、上ノ山慎哉社長、(電)03ー5719―5377)が提供するカスタマーサポート(CS)ツール「CScloud(シーエスクラウド)」は、EC事業者がメッセージアプリLINEを通して顧客対応できる。ユーザーがアクティブに利用しているLINEを通して問い合わせに対応することで、購買率や顧客満足度の向上、業務効率化を実現できるという。
企業向けアカウント「LINE@」を導入すれば、LINEを通じて顧客から問い合わせを受け付けたり、回答したりできる。同ツールを導入することで、導入企業は顧客対応の状況をCSチームで把握できるため、複数人で対応したり、引き継ぎも簡単にできる。
対応状況をステータスで分けたり、過去の対応履歴を確認することも可能。よくある質問の回答をテンプレートとして用いることもできる。
「これまでは物流でEC事業者の生産性向上を支援してきた。クライアントから『顧客対応にも人手がかかる』という相談が多かった」(大塚真吾取締役)と開発の経緯を明かす。
メールの開封率が下がる中、今後はLINEを活用した顧客対応がさらに普及するとみている。「チャットでも手軽に顧客対応できるが、利用者は『チャットならばすぐに返信が来る』と思ってしまうため、EC事業者側も対応が大変。LINEならばある程度、返信を待ってもらえる。メールとチャットの良い部分をLINEは備えていると思う」(同)と話す。チャットボットの機能も今後、実装する予定だ。
【18年のブレイクサービスはこれだ】スタークス<顧客サポートツール「CScloud」>/LINEで顧客対応/購買率向上、業務効率化を実現
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