【EC支援サービスマップシリーズ 「CRM」】プラスアルファ・コンサルティング「カスタマーリングス」

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"EC中心に導入350社超"
ーーー「システム導入」「顧客分類」手軽に

 プラスアルファ・コンサルティング(本社東京都、三室克哉社長、(電)03―6432―4016)が提供するマーケティングオートメーションシステム「CustomerRings(カスタマーリングス)」は、「システム導入」や「セグメント分類」の手軽さが好評だ。EC企業を中心に350社以上が導入している。
 「カスタマーリングス」はEC企業が持つ顧客データを統合し、顧客のセグメント分類が手軽にできるクラウドサービス。マーケティング担当者がCRM施策を設定して、自動化することも可能だ。サービスを利用することで、担当者の手間を省き、CRMの精度を高めることが可能だという。
 導入企業が顧客データを取り込む際の自由度の高さも強みとなっている。「外資系のツールなどではデータを取り込めるようにするため、導入時にシステムを作り込まないといけないケースがある。当社のシステムは複数のソースからデータを取り込むことを前提に構築されており、購買履歴はもちろん、ウェブのアクセス履歴やメールの閲覧履歴、アンケートへの回答といった複数チャネルのデータを簡単に統合できる」(カスタマーリングス事業部・山崎雄司副事業部長)と話す。
 取り込んだデータは顧客情報とひも付けて管理・閲覧できる。統合したデータを基に、さまざまな切り口で簡単にセグメントすることも可能だという。
 「例えば『AとBという商品を両方購入している顧客』『最終購入日から1年が経過している顧客』『誕生日を迎える顧客』『商品発送後1週間が経過した顧客』というような自由度の高いセグメント作りが直感的にできる」(同)と話す。
 6月にはウェブ接客プラットフォーム「KARTE(カルテ)」、8月にはリピート通販システム「たまごリピート」と連携した。連携システムを積極的に増やすことでデータの取り込みや、販促施策の実行がしやすい環境を整えている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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