NHNテコラス(本社東京都、稲積憲社長、(電)0570―064―265)が提供するクラウド型のネットショップ一元管理システム「TEMPOSTAR(テンポスター)」は、ユーザビリティー(使いやすさ)の高さやサポート体制に強みを持つ。クラウド型のシステムだが個別にカスタマイズすることも可能だ。
「テンポスター」は複数のネットショップの商品登録や在庫管理、受注処理などを一元化し、ネットショップのバックヤード業務を効率化するシステム。旧バージョンのリリースから12年間、中小企業から大手企業まで豊富な導入実績を築いてきた。
特に大手企業への導入支援に長けている。導入企業の状況に応じたカスタマイズに対応しているため、事業規模によって発生するシステムの乗り換えや、大規模なシステム開発を行う必要がない。ワンストップで導入企業の成長をサポートできるのが強みだという。
リアル店舗を展開している企業からの引き合いも多い。「テンポスター」は複数の出荷場所の管理が可能。例えば、通常のネット注文は保管倉庫から発送し、在庫がなくなった場合のみリアル店舗からの発送に切り替えるといった処理を自動化できる。
ユーザビリティーを向上するために、機能強化にも注力している。
「受注処理におけるアラートを〝付せん〟のような形で可視化できるようにする機能を今秋には実装する予定だ。『配送地域による送料変更』や『異なる出荷場所の振り分け』などイレギュラーな注文を取り込んだ段階で付せんがつき、業務担当者が一目で分かるようにしたい」(EC企画部・道又嗣巳部長)と話す。
サポート体制にも定評がある。システム導入時には専属スタッフが導入支援を行っている。有料オプションで導入支援を行う企業もあるが、NHNテコラスは無料で業務開始までサポートしている。導入後もコールセンターが運用のサポートを手厚く行うという。
導入を検討している事業者には30日間の無料お試しサービスも提供している。
【一元管理システム】NHNテコラス「TEMPOSTAR」/12年の豊富な実績
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