【一元管理システム】アイル「CROSS MALL」/多様な機能追加を予定

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 複数店舗の商品・在庫などを一元管理できるシステム「CROSS MALL(クロスモール)」を提供するアイルは、導入企業からの要望や意見をもとにした機能追加を積極的に行い、EC事業者のバックヤード業務を最大限効率化させている。バックヤード業務の現場から寄せられた意見をもとにした機能追加を近く行う予定だ。
 今後、機能追加を予定しているのは、(1)受注処理時間に関する課題を解決する「受注自動化機能」(2)ネットショップだけでなく卸販売も一元管理できる「BtoB卸注文取込機能」(3)物流会社とネットショップのやり取りをスムーズにする「物流会社専用メニュー」(4)定期購入・頒布会の特殊な管理を可能にする「単品通販(マイページ)機能」(5)蓄積したデータをもとに分析を行い、売上高を予測して販促や発注検討に活用する「分析機能強化」ーーなどだ。
 今後も導入企業から寄せられた要望や、日頃からヒアリングしているバックヤード現場の意見を反映していくという。
 システムの機能面だけでなく、バックヤード全体の支援も行っている。今年4月には「バックヤードフェス2016」を開催。EC関係者と一般消費者を含めた、約4000人が来場した。
 〝バックヤードを主役にしたお祭り〟をコンセプトに、ネットショップがリアル店舗を出店する「EC Market」や、「クロスモール」の運用事例を共有するトークセッション、バックヤード担当者を表彰する「バックヤードアワード」などを行った。
 受賞企業にとって「バックヤードアワード」はバックヤード担当者を評価したり、バックヤード担当者への日頃の感謝を伝える機会になっているという。
 今後もシステムの提供に限らず、バックヤードに関わる担当者に光を当て、バックヤードの重要性を伝えていくことで、EC業界を盛り上げていきたいと考えている。機能強化や他社サービスとの連携も進め、バックヤード担当者と同じ方向を向いて運用をつりたいとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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