タミヤ/ 顧客情報10万件流出 自社サイトを停止

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

模型メーカーのタミヤ(本社静岡県、田宮昌行社長)は7月21日、自社ECサイト「タミヤオンラインショップ」で、約10万件の顧客情報が流出したおそれがあると発表した。すでに自社ECサイトを停止し、利用者はヤフーショッピング店へ誘導している。
 流出した情報は、「氏名」「住所」「郵便番号」「電話番号」「メールアドレス」「パスワード」の6項目。ネット経由で、会社見学などを申し込んだ利用者の情報も含まれている。クレジットカード番号と決済情報は、決済代行会社が情報を保有しているため流出していない。情報流出が原因の被害報告はないという。
 ネットの脆弱性などを監視する(一社)JPCERTコーディネーションセンター(所在地東京都、歌代和正代表理事)が7月6日、サーバーの情報が漏えいしていると指摘。不正アクセスの形跡を見つけた。
 7月10日に、通販を含むサイトのサービスを停止した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ