レッドホースコーポレーション/eスポ専用施設を開設/3月、大阪・吹田市に

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未来事業本部のメンバー(左から2番目が佐藤文紀氏)

未来事業本部のメンバー(左から2番目が佐藤文紀氏)

 土産品などの通販を展開するレッドホースコーポレーション(本社東京都、久秋貞雄社長)は3月1日、eスポーツ専用施設を大阪・吹田市の複合施設「EXPOCITY(エキスポシティ)」内に開設する。大会開催時に施設を貸し出すほか、プログラミングなど体験型の学習コンテンツを提供して収益につなげる。eスポーツの常設施設は国内初という。
 施設の名称は「REDEE WORLD(レディーワールド)」。もともと所有していた教育用施設を作り変えた。施設の面積は約4万8000平方メートル。最大収容人数は800人で、年間20万人の来場者を見込む。
 「SNSなどを通じてeスポーツに関心が少ない人にも周知し、マーケットを作っていきたい」(未来事業本部・佐藤文紀氏)としている。
 また、「eスポーツは大会会場に来場する人よりも、配信を視聴する人の方が圧倒的に多い」(同)として、配信の際にエナジードリンクの広告を流すことを検討するなど、今後はEC・通販事業者による広告出稿も視野に入れる。「eスポーツに関連する各業界において橋渡し役になりたい」(同)としている。施設の運営は同社のほか、電通など計4社で協業する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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